筑協|筑波研究学園都市交流協議会|つくば サイエンスシティネットワーク

研究員による小中学校出前授業

令和4年度 講師プロフィール

サイエンスQは、青少年の科学技術離れ対策として、小中学生の科学技術に関する疑問に研究機関の研究員が答える出前授業です。

テーマ No.1 樋口 登(ヒグチ ノボル)
所属機関 一般財団法人 総合科学研究機構  総合科学研究センター 特任研究員
プロフィール
1949年9月生まれ
1973年4月~2013年3月 (独)産業技術総合研究所にてエネルギー関連技術研究に従事
(2010年までは電子技術総合研究所。主任研究員,グループ長,定年退職後は招聘研究員)
2013年4月~2016年3月 国立福島工業高等専門学校 特命教授
(復興人材育成の立場から、再生可能エネルギー技術を担当し、学生に限らず、小中学校生徒、一般人を対象にした講義を実施)
2019年3月~ 土浦市小学校理科支援員(非常勤職員)
専門的な知見を活用し授業の補助を行う。

テーマ  「昨今のエネルギー問題にむけて」

主な内容
 昨今のエネルギーの供給に関しましては、世界的な価格高騰、供給不安が続き、国内的にも電力不足、供給不安など問題が深刻化しています。この情勢にあって我々はどのように対応すべきか、将来に向けてどのように行動を選択して行けば良いか、個々人で考えて行くことが重要です。化石燃料の利用と地球温暖化との関係が明らかとなり、また一方では再生可能エネルギーの利用を巡っても様々な問題が顕在化してきています。
 今回の対象たる中学生諸君には「カーボンニュートラル」の問題はまだ考え難いものかも知れませんが、将来への課題として頭に置いてもらうことも必要でしょう。 以上の考え方に沿って話を進めます。 ※英語対応可

テーマ No.2 鈴木 英一(スズキ エイイチ)
所属機関 一般財団法人 総合科学研究機構 総合科学研究センター 特任研究員
プロフィール
1972    東京大学大学院工学系研究科修士課程電子工学専攻修了
1972-2001 電子技術総合研究所電子デバイス部 主任研究員
      ラボリーダー、工学博士
2001-2007 産業技術総合研究所(産総研)エレクトロニクス研究部門
      副部門長、主幹研究員
2007-2014 産総研産学官連携推進本部、イノベーション推進本部
      イノベーションコーディネータ
2014-2017 科学技術振興機構ImPACTプログラム プログラムマネージャー補佐
2019-現在 つくばエキスポセンター ボランティアインストラクター
      総合科学研究機構総合科学研究センター 特任研究員

テーマ 「スマホはコンピュータだ - その中身について -」

主な内容
 現在、スマホはほとんど全ての人が手に持つ便利さの塊のようなもので、必需品以上の位置を占めています。ところが、その便利さになれてしまい、スマホの中身について考える人はあまりいません。自分の持つスマホを開けて中身を見ることは容易ではないですが、パソコン始めスパコンなどのコンピュータと同じような構成になっています。すなわち、スマホもコンピュータと考えても良いわけです。
 スマホのバッテリーやカメラなどを除くと、情報処理を扱う中身(ハードウエア)は、CPU(中央演算装置:Central Processing Unit)と何段階もあるメモリとで成り立っています。それらのハードウエアはほぼ100%、シリコンを用いた半導体デバイスで作られています。この授業では、①半導体とは、②シリコンとは、③トランジスタとは、④IC, LSIとは、⑤メモリ階層とは、などについて易しく解説します。それによって、スマホの中は、どのように動いているかを理解することができ、よりスマホをうまく使えることができます。また、世の中のIOT(物のインターネット:Internet of Things)化ついて考えることができるようになります。
 授業には一部動画を用いて、半導体デバイスの作り方につても具体的に解説します。※英語対応可

テーマ No.3 安西 俊彦(アンザイ トシヒコ)
所属機関 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター
     熱帯・島嶼研究拠点 プロジェクトリーダー

プロフィール
1986年岩手県生まれ。博士(農学)。
「海外の農業について実際に見てみたい」との一心で、大学院から海外を対象に農業に関する研究活動を行ってきました。現在の研究所に入所してからも、フィリピン・インド・ラオス・メキシコといった国で、農業の研究を行っています。

テーマ 畑が真っ白!雪ですか? いえ、塩なんです

主な内容
    乾燥・半乾燥地の塩害土壌、なぜ広がるのか、元に戻せるのか、私たちの取り組みを紹介します。※英語対応可

テーマ No.4 藍川 晋平(アイカワ シンペイ)
所属機関 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター
     生物資源・利用領域 主任研究員
プロフィール
  博士(理学)
  藻類の研究者
  藻の光合成、糖代謝、有用物質生産が専門
  藻をエネルギー生産や食料生産に役立てるために、池や温泉などから藻を捕まえ、研究している

テーマ  藻(も)ってな~に? 藻(そう)だったのか!

主な内容
 これまで意識していない「藻」に気づいてもらうことが講義の目的。
 地球環境、食糧、生活に関係する藻の重要性や有用性をスライドで紹介し、周辺の池や海の中の藻の顕微鏡観察を通して、藻を身近な存在として感じてもらいたい。

テーマ No.5 パパ サール サリオウ
所属機関 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター
     生産環境・畜産領域 主任研究員
プロフィール
 1977年にセネガルで生まれ、2006年に日本へ留学し、2010年に九州大学で博士号(農学)を取得しました。その後、2011年から京都大学で研究して、2016年から国際農林水産業研究センターで研究を行っています。
 私は農業研究に関心があり、特に、作物の養分吸収における土壌微生物の役割に強い興味があります。土壌微生物と植物の関係を解明し、作物生産と環境保護への効果を明らかにするのが、私の研究テーマです。
 現在、カメルーン、ブルキナファソ、マダガスカル、ガーナ、ドイツなど、様々な国の研究者と共同研究を行っています。土壌中の養分を植物に吸収され易くするために土壌微生物がどのように機能しているのかを理解することは、養分の少ない地域の農業生態系での農業生産を増やすための鍵であると私は信じています。

テーマ 微生物の力で地球に優しい農業を実現

主な内容
 土壌中や植物体内に存在する微生物は、作物の生育に重要な働きをもつことが分かっています。こうした微生物の働きを理解することで、環境負荷の少ない食料生産を実現するための研究について紹介します。 ※英語対応可
 こちらもご覧ください。→ 微生物の力で地球に優しい農業を実現 https://youtu.be/qzcKnFNPsH4

テーマ No.6 岡 直子(オカ ナオコ)
所属機関 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター
     農村開発領域 主任研究員
プロフィール
  人間の幸せって何だろう。新鮮でおいしい食べものがあること、他者と支えあい相互に必要とされること、自然の神秘に触れること、、、、、、などと考えながら、それら全てに関係する、農の恵と幸せのための人間の行動について研究しています。
  農業用水は、多くの場合一人で得ることが難しく、集団での管理が求めらます。個人的利益と集団的利益が合致し、おいしい食料の生産と幸せが実現する農業用水管理を考えています。

テーマ SDGsと農業用水―アフリカの農村から

主な内容
 長い乾期に水の入手が困難になる地域では、ため池に水をためて灌漑に利用することは、大きな生産性向上につながります。しかし、そもそも水の少ない地域において、ため池の水は、すべて灌漑に使ってよいのでしょうか? 日本とは異なる環境のもと農村生活が展開されているガーナ北部における、ため池の水を稲や野菜の灌漑に利用する取組事例を題材に、持続的な開発について一緒に考えましょう。※英語対応可
 こちらもご覧ください。→世界の水は、つながっている SDGsとアフリカ農業用水https://youtu.be/gMoW3ewmWrw

テーマ No.7 川合秀明(カワイ ヒデアキ)
所属機関 気象庁気象研究所 気象予報研究部 主任研究官

プロフィール
 静岡県出身。博士(理学、京都大学)。
 気象庁数値予報課・気候情報課に在籍。
 米国カリフォルニア大学海洋研究所、米国航空宇宙局(NASA)にて滞在研究。
 現在、気象研究所に在籍。雲の研究をしています。地球温暖化の研究もしています。
 教員免許(中学高校・理科)あり、専門学校非常勤講師経験あり、こどもの城ボランティア経験あり、など、たぶん話すのはそんなに下手じゃないと思います。 (^^)

テーマ しんきろうの話、雲の話 (小学生向け)
    雲の話、地球温暖化の話 (中学生向け)

主な内容
 不思議に見える蜃気楼の写真を見せたりしながら、蜃気楼がどういうものか説明します。身近な蜃気楼の一つである逃げ水について、観察のポイントなども示します。(こちらは特に小学生向け)
 後半は、研究所から撮影した雲の動画を見せたりしながら。雲がどうやってできたり消えたりするのか、そして雲のいろんな特徴について話します。
 中学生の場合は、さらに、地球温暖化について触れ、温暖化における雲の重要性などについても話します。(雲と地球温暖化は関係ないことのように思うかもしれませんが、地球温暖化の予測には雲もとても重要です)

テーマ No.8 弘瀬 冬樹(ヒロセ フユキ)
所属機関 気象庁気象研究所 地震津波研究部 主任研究官

プロフィール
 1978年生まれ。愛媛県愛南町出身。東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻
 (地震・噴火予知研究観測センター)。
 2002年、気象庁に就職。
 2005年より気象研究所に在籍。博士(理学)。
 2016年度・2017年度日本地震学会論文賞受賞。
 研究テーマは地震活動解析。

テーマ 古文書からわかる昔の大地震

主な内容
  地震計のない時代の地震については、昔の人の記録(古文書)が頼りです。
  しかし、古文書の解読は現代の我々にはとても難しいものです。
  古文書解読の一端に触れて、当時の地震の様子を垣間見てみましょう。

テーマ No.9 古賀 聖治(コガ セイジ)
所属機関 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
     広報部 広報サービス室 総括主幹
プロフィール
1993年3月25日 名古屋大学大学院理学研究科博士課程後期課程修了
         大気水圏科学専攻 博士(理学)
2013年3月17日 科学コミュニケーション研修プログラム修了 No.0105
2017年1月11日 衛生工学衛生管理者免許証取得 教育第35-15号
2020年 4月 1日 環境教育インストラクター 登録番号Y200070
2021年 4月 1日 茨城県環境アドバイザー

2009年11月から2010年3月 第51次日本南極地域観測隊 夏隊員
2013年11月から2014年3月 第55次日本南極地域観測隊 夏隊員

テーマ 藻類が地球を冷やす(生物活動による地球環境の形成・維持)
    地球温暖化(人間活動による大気環境への影響)
    南極観測(自然環境、研究活動、観測支援など)

主な内容
    講師の体験や研究をもとに、テーマに沿った講義を行う。

    

テーマ No.10 小寺 洋一(コデラ ヨウイチ)
所属機関 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
     広報部 広報サービス室 テクニカルスタッフ
プロフィール
筑波大学(理学士(化学))、大阪大学(工学修士)、東北大学(博士(環境科学))
昭和63年 公害資源研究所 入所 石炭等有機資源の利用・化学反応の開発
平成6〜7年 通産省工業技術院ニューサンシャイン計画推進本部地球環境技術企画官付(併任)、地球環境政策に従事
平成7〜9年 文科省在外研究員(米国カルフォルニア大学デイビス校)、プラスチック分解研究
平成13年 産総研エネルギー利用研究部門 主任研究員、廃棄物のリサイクル研究
平成16年 同 環境管理技術研究部門に配置換え、
平成25年 同 上級主任研究員
令和3年 定年により退職(環境創生研究部門 上級主任研究員)
現在 産総研広報部にて科学コミュニケーションに従事。京都工芸繊維大学客員教授、および上智大学大学院、創価大、関東学院大の非常勤講師、環境省中央環境審議会 専門委員として、環境・エネルギーの講義やプラスチック循環利用に関する政策討議に従事。   

テーマ プラスチック:その生まれから利用、リサイクル

主な内容
    プラスチックの製造、廃棄、リサイクルでどう生まれ変わるかを解説する。
    また、リサイクル技術と社会の関りについても言及する。 ※英語対応可

テーマ No.11 阪口 健(サカグチ タケシ)
所属機関 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域
     情報・人間工学領域研究戦略部 連携推進室 連携主幹

プロフィール
 1993年大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻機械工学分野博士課程修了。博士(工学)。 同年通産省工業技術院機械技術研究所入所、 2001年の独立行政法人化を経て、現在、国立研究開発法人産業技術総合研究所所属。
 カメラやLRFなどの外界センサによる認識結果に基づいた移動や把持といったロボットの行動を計画・制御する研究に従事し、今年度より知的財産に関する業務を担当。
 日本機械学会、日本ロボット学会、計測自動制御学会(SICEフェロー)、IEEE会員。

テーマ  産総研のヒューマノイドロボットについて

主な内容
 これまで産総研で研究開発されてきたヒューマノイドロボットに関して、その開発コンセプトや歴史、各ロボットの性能等について解説する。

テーマ No.12 竹下 直(タケシタ ナオ)
所属機関 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 エレクトロニクス・製造領域
     電子光基礎技術研究部門 超伝導エレクトロニクスグループ 主任研究員


プロフィール
     小学生の頃は自転車ばっかり乗っていました。
     進化した現在は乗り物は何でも好きな感じ。

テーマ ぺちゃんこ実験室

主な内容
    大きな力をつくると、頑丈なはずの金属もぺちゃんこになり、物の性質も変化する様子を体験を通して学ぶ。

テーマ No.13・14 柴田 和直(シバタ カズナオ)
所属機関 独立行政法人国際協力機構(JICA) 筑波センター 次長
プロフィール
【国際協力ひとすじ28年の環境とアフリカの専門家。訪れた国は世界78カ国、アフリカ31か国】
・1994年よりJICAに勤務し78か国訪問。専門は環境管理とフランス語圏アフリカ。地球環境部環境管理グループ課長、コンゴ民主共和国事務所長などを経て、2022年6月より筑波センター次長
・世界のごみ、水や大気の汚染、気候変動に取り組む。2017年に「アフリカのきれいな街プラットフォーム」を24か国の政府、国連、環境省、横浜市と設立し、ごみ対策とSDGsを推進
・アフリカとの協力事業に長年従事。モロッコ、セネガル、コンゴ民主共和国で12年以上暮らす
・1994年東京大学教養学部卒業。2000年デューク大学環境大学院修了、環境管理修士

テーマ ①世界のごみ問題を解決するには?
    ②スマホの中の「戦争」~アフリカの紛争と鉱物を考える~

主な内容
 ①ごみは豊かな国も貧しい国も世界共通の問題です。SDGsの一つでもあるごみ問題を解決するためには何が必要か一緒に考え、日本が世界でどんな協力をしているか、JICAや海外協力隊の活動を紹介します。
 ②スマホや電気自動車に不可欠なタンタルやコバルトなどの鉱物の多くを産出するアフリカのコンゴ民主共和国では、20年以上も紛争と貧困が続いています。講師は6年間の駐在経験をもとに、コンゴの自然・人々・文化、鉱物と紛争の関係、日本の協力を紹介し、なぜ紛争が終わらないのか、私たちに何ができるのかを一緒に考えます。※英語対応可 

コンゴ民主共和国での稲刈り    友人のサプールと

テーマ No.15 山邊 知宏(ヤマベ トモヒロ)
所属機関 独立行政法人国際協力機構(JICA) 筑波センター 研修業務課 主事

プロフィール
2012年、国際協力機構(JICA)へ入構。
開発途上国人材の日本への受入(研修員受入事業)に従事。
2017年、筑波センター(JICA筑波)での業務開始。
研修員受入事業の中でも、気候変動対策に関する研修を担当。
現在、開発途上国の若手リーダーを相手に、日本の関係省庁(環境省・農水省)やつくば市の関係機関(国立環境研究所・農研機構・国際農研等)と協力して研修コースをオンラインで運営している。

テーマ はじめての気候変動ワークショップ

主な内容
    ●「毎年どんどん暑くなるけど、地球に何が起きているの?」
    ●「気候変動と戦うために、日本は世界でどんなことをしているの?」
    ●「私にいったい何ができるのだろう?」
    気候変動について身近に感じてもらえるようなワークショップ(講義)を行います。

テーマ No.16 松田 暁子(マツダ アキコ)
所属機関 独立行政法人国立公文書館 つくば分館 係長(業務係)

プロフィール
 歴史に興味があったことから、大学で日本史を専攻する。授業で江戸時代の古文書を沢山読んだことで、記録を残し、守り伝えていくことの大切さを実感し、文化施設で働きたいと思うようになる。
 2016年(独)国立公文書館職員採用。これまでに、行政文書ファイルのレコードスケジュール付与状況の内閣府への助言、歴史公文書等の受入れ、特定歴史公文書等の保存、利用、展示などの業務に携わる。

テーマ 記録って、なんで必要なの?

主な内容
 いま、皆さんが、百人一首に親しんで教養を深めたり、学校で歴史を正しく学ぶことができ人生の選択に活かすことができるのも、記録を世代を超えて永続的に保存し、利用できる状態できちんと管理してきたからです。
 この一翼を担うのがアーキビストと呼ばれる文書館(アーカイブズ)の専門職員です。
 授業では、国立公文書館の取り組みやアーキビストのお仕事をご紹介します。
 次代を担う若い皆さんに、記録を保存し、広く活用することの大切さについて関心を持っていただき、「記録を守る、未来に活かす。」ことにつながれば幸いです。

テーマ No.17 藤川 貴史(フジカワ タカシ)
所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 植物防疫研究部門
     基盤防除技術研究領域 越境性・高リスク病害虫対策グループ 上級研究員
プロフィール
 博士(農学)、技術士(農業部門・植物保護)、植物医師、樹木医、環境カウンセラー(事業者部門)。
 植物の病気について研究をしています。
 とくに世界で猛威を振るっている「カンキツグリーニング病」や「ブドウピアース病」、「キウイフルーツかいよう病」といったバクテリアによる果樹病害から日本のくだものを守るために、遺伝子検査法の開発やバクテリアの生態を研究しています。また、野菜に病気をおこすバクテリアについて、野菜種子の検査や消毒に関わる研究も行っています。
 日本の植物を病気から守るために、日本中を飛び回って、国や地方公共団体、農業団体、生産農家、地域の方々と一緒に戦っています。
 つくばSTEAMコンパスやつくばSKIPアカデミー等で講師としても活躍中。
 平成26年度日本植物病理学会学術奨励賞、平成28年度日本農学進歩賞。

テーマ 植物も病気になるんです! 2022

主な内容
 わたしたちヒトが病気になってしまうように、果樹や野菜、お花、穀物などの植物も病気になってしまいます。植物にはどんな病気があるのか、どのように病気を診断するのか、どのように病気を防いで植物を守るのか、といったお話を通して、くらしに関わる植物や農業、環境について考えを深めるお手伝いをします。※英語対応可

テーマ No.18 田中 剛(タナカ ツヨシ)
所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 基盤技術研究本部
     高度分析研究センターゲノム情報大規模解析ユニット 上級研究員
プロフィール
 学生時代から生物の進化と多様性に興味を持って、研究者の道を志していました。大学では、化学実験を行いながら生物の研究をしていましたが、博士課程に進むときに一念発起して、実験を行わずにコンピュータを用いた情報解析の研究分野に進みました。生命の設計図とも呼ばれる、ゲノム情報(全遺伝情報)を解読したり、生物種間で比較することを20年近く続けてきたことで、少しだけ生物がどのように進化して、多様性が増えてきたのかわかってきました。新しい発見だけでなく、まだまだわからないことが多いことが、研究生活の楽しい点です。

テーマ ゲノム情報から読み解く、生物多様性と進化

主な内容
 地球上には、沢山の生き物が生息しています。さらに、恐竜などこれまでに絶滅した生き物も考えると、数えきることは不可能でしょう。見た目も特徴も全く違う様々な生き物は、もともと祖先が同じで進化の過程で多様化してきたと考えられていますが、この生き物の進化を考えるうえで、現在生命の設計図とも言われる、「ゲノム情報」から生き物の違いや、類似する点がわかってきました。ゲノム情報を通して、生命や個人の多様性について進化的な視点から紹介したいと考えています。
※英語対応可

テーマ No.19 野口 真己(ノグチ マサキ)
所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 基盤技術研究本部
     研究推進室渉外チーム 渉外チーム長

プロフィール
 果物の加工が専門です。国産果実の生産と消費の拡大に貢献できるよう、「おいしく、食べやすく」果物を消費者に提供する加工技術の研究をしていました。
https://researchmap.jp/0418

テーマ 果物・野菜の皮むき加工いろいろ

主な内容
    食品高圧加工の基礎を学んで頂きます。子供だけでも,親と一緒でも,一般消費者を対象とすることも可能です。

テーマ No.20 矢用 健一(ヤヨウ ケンイチ)
所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門
     動物行動管理研究領域 領域長補佐兼グループ長補佐
プロフィール
 ムツゴロウさん(畑正憲さん)にあこがれて、動物の研究者になりました。学生の頃から今まで20年以上ずっと、動物(ネズミ、ウマ、ヤギ、ウシ)のストレスの研究をしてきました。子牛のストレスを減らすことができる「子牛用疑似グルーミング装置」という機械を発明してこれから絶賛発売予定です。最近はペットだけではなくて家畜も快適に飼育しようというアニマルウェルフェアの考え方が世の中でも広まりつつあります。快適ということはストレスが少ないことですから、私が研究してきたことが世の中に生かされるチャンスだと思っています。私のチームでは、ストレスを測る方法、ストレスを減らす方法、アニマルウェルフェアのために必要なコスト試算など、幅広くアニマルウェルフェアに役立つ研究を進めているところです。

テーマ アニマルウェルフェアってなに?

主な内容
    アニマルウェルフェアについて、研究している内容も含めわかりやすく紹介します。

テーマ No.21 竹内 善信(タケウチ ヨシノブ)
所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
     スマート育種基盤研究領域 オーダーメイド育種基盤グループ グループ長


プロフィール
 水稲の品種育成と食味についての研究を行っています。国民の食生活の変化にともない品種に求める消費者のニーズは多様化しています。民間企業等との共同でたくさん獲れおいしい品種や冷凍米飯に適する品種など様々なニーズに即応できる品種育成を目指しています。
 

テーマ お米についてのお話

主な内容
    いつも食べているお米にについて、世界のお米と品種作りについて紹介します。※英語対応可

テーマ No.22・23・24 山本 和貴(ヤマモト カズタカ)
所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門
     食品加工・素材研究領域 食品加工グループ グループ長補佐

プロフィール
 食品加工に関する技術開発に、様々な視点から取り組んでいます。企業の皆様が困ったときに相談に来て頂けるような信頼される研究者を目指しております。また、科学技術に関連して世の中に広まっている誤解、間違いを少しでも減らしたいので、大学、研修等の講師もお引き受けするようにしています。これにより、家庭科教員研修(文部科学省事業)で食品安全性の講義をお引き受けしたことをきっかけに、大学の先生から出版社に申し入れて頂き、家庭科の教科書にあった食品添加物の説明を改訂して頂きました。

テーマ (1)安全な食生活のために知っておくこと
    (2)高圧力による食品加工
    (3)身近な食品素材:澱粉

主な内容
(1)安全な食生活のために知っておくこと
  食品安全性の基礎を,わかりやすく,クイズを交えながら学んで頂きます。
  子供だけでも,親と一緒でも,一般消費者を対象とすることも可能です。
  事業者の方にも更に専門的にお話できます。
(2)高圧力による食品加工
  食品高圧加工の基礎を学んで頂きます。子供だけでも,親と一緒でも,一般消費者を対象とすることも可能です。
(3)身近な食品素材:澱粉
  澱粉科学の基礎を,学んで頂きます。
  子供だけでも,親と一緒でも,一般消費者を対象とすることも可能です。
  事業者の方にも更に専門的にお話できます。
 ※英語対応可

テーマ No.25・26 高原 学(タカハラ マナブ)

所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
     企画戦略本部 新技術対策課 課長
プロフィール
 大学院(東大・院)では植物学を専攻し、葉緑体やミトコンドリアの分裂に関わる遺伝子の研究で博士(理学)を取得しました。
 2002年に農研機構に入り、飼料作物(牧草やとうもろこし)の有用遺伝子を探す研究を担当しました。その中でゲノム編集に出会い、トウモロコシの国内系統を使ったゲノム編集の研究を開始しました。
 2017~19年にかけて農林水産省に出向し、ゲノム編集などの動向調査や研究企画を担当しました。
 2019年に農研機構に戻り、その後は新技術対策課でゲノム編集などの先端技術に関するコミュニケーションやELSIを推進しています。
 2022年4月より現職。
 ゲノム編集をはじめとするバイオテクノロジーについて年間10回以上の講演・講義を行っており、中学・高校・大学・学会などで、対象に合わせた分かりやすい話を心がけています。

テーマ (1) 私たちと食べ物の長~い歴史と未来
    (2) 私たちの食と農を支える新しい技術   ~品種改良とバイオテクノロジー~
主な内容
(1)私たちと食べ物の長~い歴史と未来
  私たちが普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人の手で改良された「品種」と呼ばれるものです。その改良の歴史を通して、いま私達が食べている食べ物がどのようにできてきたかを学びます。高学年では、品種の成り立ちと「遺伝子」の関係にも触れます。
(2)私たちの食と農を支える新しい技術   ~品種改良とバイオテクノロジー~
  私達が普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人間が「品種改良」を重ねて作り出してきたものです。遺伝子の変化に着目しつつ、品種改良の実例や使われる技術について分かりやすく解説します。「ゲノム編集」などの最先端の技術も紹介します。
 ※英語対応可

テーマ No.25・26 中野 善公(ナカノ ヨシヒロ)

所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
     企画戦略本部 新技術対策課 上級研究員
プロフィール
 農作物の生産では、与えられた環境でよりよく育つ品種を選ぶこと、また、選んだ植物がよりよく育つように環境を調節すること、が大切です。そのためには植物(品種)の生育特性、環境が生育にあたえる影響をもっと知る必要があります。人が今までより自由に植物を操ることができるようになるといいですね。
 これまで農作物としての花き類を対象に、開花特性の解明と、開花調節のための環境調節の研究に取り組んできました。昨年から、最新の品種改良技術とそれにより生み出される新品種の情報を発信する仕事を行っています。

テーマ (1) 私たちと食べ物の長~い歴史と未来
    (2) 私たちの食と農を支える新しい技術   ~品種改良とバイオテクノロジー~
主な内容
(1)私たちと食べ物の長~い歴史と未来
  私たちが普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人の手で改良された「品種」と呼ばれるものです。その改良の歴史を通して、いま私達が食べている食べ物がどのようにできてきたかを学びます。高学年では、品種の成り立ちと「遺伝子」の関係にも触れます。
(2)私たちの食と農を支える新しい技術   ~品種改良とバイオテクノロジー~
  私達が普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人間が「品種改良」を重ねて作り出してきたものです。遺伝子の変化に着目しつつ、品種改良の実例や使われる技術について分かりやすく解説します。「ゲノム編集」などの最先端の技術も紹介します。

テーマ No.25・26 森山 力(モリヤマ リキ)

所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
     企画戦略本部 新技術対策課 規制実験管理チーム チーム員

プロフィール
 1995年 埼玉県春日部市生まれ、千葉県船橋市育ち
 2014年 明治大学農学部に入学
  高温化でのトマトの根の吸水性変化に関する研究を行った。
 2018年 農林水産省農林水産省技術会議事務局に入省
  海外において、遺伝子組換えやゲノム編集などの品種改良でどのような作物が開発されているかの調査を行った。
 現在 農研機構企画戦略本部新技術対策課
 遺伝子組換えやゲノム編集などの品種改良の国内外のルールについて調査し、その情報をウェブサイト(『バイオステーション』)を通じて、発信している。

テーマ (1) 私たちと食べ物の長~い歴史と未来
    (2) 私たちの食と農を支える新しい技術   ~品種改良とバイオテクノロジー~
主な内容
(1)私たちと食べ物の長~い歴史と未来
  私たちが普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人の手で改良された「品種」と呼ばれるものです。その改良の歴史を通して、いま私達が食べている食べ物がどのようにできてきたかを学びます。高学年では、品種の成り立ちと「遺伝子」の関係にも触れます。
(2)私たちの食と農を支える新しい技術   ~品種改良とバイオテクノロジー~
  私達が普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人間が「品種改良」を重ねて作り出してきたものです。遺伝子の変化に着目しつつ、品種改良の実例や使われる技術について分かりやすく解説します。「ゲノム編集」などの最先端の技術も紹介します。

テーマ No.25・26・27 赤羽 幾子(アカハネ イクコ)

所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
     企画戦略本部 新技術対策課 主任研究員

プロフィール
 専門分野は、土壌学、土壌化学、土壌肥料学です。学生時代は水田をフィールドに、土壌中のリン酸動態に関する研究で学位を取得しました。
 2007年より、カドミウムやヒ素等、有害化学物質の土壌-植物系における動態解明および農耕地におけるリスク低減技術の開発に従事、
 2014年からは、私たちの生活を支える「土」を知ってもらうための活動・研究に取り組んでいます。
 2021年に現職へ着任、ゲノム編集などの最新バイオテクノロジーを分かりやすく伝え、皆さんの理解と科学リテラシーを深める業務を進めています。

テーマ (1) 私たちと食べ物の長~い歴史と未来
    (2) 私たちの食と農を支える新しい技術 ~品種改良とバイオテクノロジー~
    (3) 野菜からDNAを取り出してみよう!

主な内容
(1)私たちと食べ物の長~い歴史と未来
  私たちが普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人の手で改良された「品種」と呼ばれるものです。その改良の歴史を通して、いま私達が食べている食べ物がどのようにできてきたかを学びます。高学年では、品種の成り立ちと「遺伝子」の関係にも触れます。
(2)私たちの食と農を支える新しい技術 ~品種改良とバイオテクノロジー~
  私達が普段食べている作物(お米や野菜など)は野生のものではなく、人間が「品種改良」を重ねて作り出してきたものです。遺伝子の変化に着目しつつ、品種改良の実例や使われる技術について分かりやすく解説します。「ゲノム編集」などの最先端の技術も紹介します。
(3)野菜からDNAを取り出してみよう!
  野菜などの食べ物から、家庭にある器具と簡単な実験で「DNA」を取り出してみることができます。
  この実験を通して、食べ物にもDNAが含まれていることを実感し、生き物や遺伝子についての理解を深めます。

テーマ No.28 花房 泰子(ハナフサ ヤスコ)

所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門
     疾病対策部病性鑑定室 疫学情報専門役

プロフィール
「ミツバチからパンダまで」
 動物の真菌症について研究している獣医師です。
 獣医師は人間以外の全ての動物の病気を扱います。ミツバチやパンダも獣医師 の診療対象です。そして、私が研究している真菌症とは、カビ=真菌が原因で起 こる病気です。
真菌症と戦うため、「カビとは、どういうモノなのか?」 「カビは悪いモノな のか?」「役に立つカビはいないのか?」「どうすれば、カビによる病気が起こ らなくなるのか?」「人の水虫は動物にはうつらない?」などについて毎日考え ています。

テーマ カビはいいモノ? わるいモノ?

主な内容
   「発酵食品の製造」等に役立つ身近な微生物であり、「キノコ」として私達の食卓に上がりながら、病原体でもある
   「カビ(真菌)」について、講義と観察、時に実験を通じて理解を深めて頂きます。

テーマ No.29 岩田 幸良(イワタ ユキヨシ)

所属機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
     農地基盤情報研究領域 農地整備グループ 上級研究員

プロフィール
 1971年埼玉県生まれ。
 10年ほど前まで北海道の十勝平野で土が凍ったときの水の動きについて、野外での観測を中心に研究を進めてきました。現在は、つくばや香川でどのように水をやればアスパラガスが良く育つかについて研究しています。大学などでも、ロボットや気象の研究に比べて土の研究は人気がないようですが、天空の城ラピュタのヒロイン”シータ”の「どんなに恐ろしい武器を持っても、沢山のかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」という言葉に励まされながら、日々、土の研究に取り組んでいます。

テーマ 土の中の水の不思議

主な内容
  植物の根が水を吸う力や、土の中の隙間と水はけの関係など、土の中の水の動きに関するトピックスを、実演を交えて説明します。 ※英語対応可