Science Communication 589号 |
2004/06/30 |
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■筑研協と研学協が統合――筑波研究学園都市交流協議会が誕生 ■平成16年度 つくば賞・つくば奨励賞が決定 ■注目したい研究 触覚だけで色々なパソコン操作を可能に ■INFORMATION ■街かど掲示板 ■バックナンバー
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↑2協議会統合で「筑協」が発足 (左から2人目が合志陽一会長) |
つくば市内の研究交流などを目的として設けられている二つの協議会、筑波研究学園都市研究機関等連絡協議会(略称:筑研協 会長:合志陽一国立環境研究所理事長)と筑波研究学園都市協議会(略称:研学協 会長:橋本昌茨城県知事)が統合することになり、6月24日にそれぞれの解散式と新協議会「筑波研究学園都市交流協議会(略称:筑協 つくきょう)」設立総会が、研究交流センターにて開催されました。
筑協には研究学園都市に拠点をもつ国・民間の研究所など124機関が加盟します。産学官連携の推進や成熟した都市づくりを目的とし、従来のそれぞれの事業に加えてホームページやメールマガジンで研究交流情報の発信や、科学技術の普及活動として「つくばサイエンスツアー」開催に向けての準備などを行なう予定です。
会長に就任した合志陽一国立環境研究所理事長は、「省庁や自治体別などに似た活動しているものはあっても、それぞれがバラバラで連携がとれていないのが現状。統合によって一本化を目指します。」と抱負を語りました。
また、事務局となる研究交流センター鈴木事務局長は「さらに加盟機関を増やしたいところで、ベンチャー企業も参加しやすい雰囲気をつくりたい。」と話していました。
設立総会後、総会出席者参加の懇親会が開かれ、おおいに盛り上がりをみせました。
| 区分 | 機関 | 役職 | 氏名 |
| 会長 | 国立環境研究所 | 理事長 | 合志 陽一 |
| 副会長 | 住友化学工業(株)筑波研究所 | 所長 | 服部 誠 |
| 筑波大学 | 副学長 | 油田 信一 | |
| 茨城県 | 副知事 | 角田 芳夫 | |
| つくば市 | 市長 | 藤澤 順一 | |
| 幹事 | 山之内製薬(株)筑波研究センター | 創薬研究本部長 | 古市 喜義 |
| (株)ハザマ技術研究所 | 所長 | 世一 英俊 | |
| NTTアクセスサービスシステム研究所 | 所長 | 篠原 弘道 | |
| 筑波研究コンソーシアム | 専務理事 | 豊玉 英樹 | |
| (株)つくば研究支援センター | 取締役専務 | 綿引 典之 | |
| (財)総合科学研究機構 | 理事長 | 高良 和武 | |
| (財)つくば都市振興財団 | 常務理事 | 鈴木 宏 | |
| 高エネルギー加速器研究機構 | 機構長 | 戸塚 洋二 | |
| (独)産業技術総合研究所 | 副理事長 | 小玉 喜三郎 | |
| (独)国土技術政策総合研究所 | 所長 | 浜口 達男 | |
| (独)食品総合研究所 | 理事長 | 春見 隆文 | |
| 都市基盤整備公団茨城地域支社 | 支社長 | 福田 治郎 | |
| 茨城県 | 企画部科学技術振興監 | 自見 友一 | |
| 新線・つくば調整課長 | 平塚 博 | ||
| つくば市 | 企画部企画調整課長 | 飯泉 省三 | |
| 産業振興課長 | 野尻 正博 | ||
| 研究交流センター | 所長 | 鈴木 正則 | |
| 監事 | 筑波新都市開発(株) | 社長 | 鎌田 精一郎 |
| 国際科学振興財団 | 専務理事 | 古川 尚道 |
茨城県科学技術振興財団(江崎玲於奈理事長)は、顕著な研究成果を収め県内で活躍する研究者に贈る「つくば賞」および県内の科学技術振興に寄与した研究者などに贈る「つくば奨励賞」を設けており、去る6月21日受賞者の発表がありました。今年度の受賞者は次の方々です。受賞おめでとうございます。
| 研究主題: | 「ジーンディスカバリー技術の創製とハイスループット機能遺伝子同定」 |
| 受賞者: | 産業技術総合研究所ジーンファンクション研究センター |
| センター長 多比良和誠氏 | |
| 同センター 宮岸真氏 | |
| 同センター 川崎広明氏 | |
| 同センター 藁科知子氏 |
多比良氏らのグループは創薬の際に重要で困難であるとされる、ターゲットとなる遺伝子を迅速かつ正確にとらえる「ジーンディスカバリーシステム」を世界で初めて開発したことが評価されました。
〔つくば奨励賞―実用化研究部門〕| 研究主題: | 「軽量ロングマット水耕苗による革新的次世代田植え技術の開発」 |
| 受賞者: | 農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター 基礎技術研究部 部長 小倉昭男氏 |
| 同 中央農業総合研究センター 関東東海総合研究部 総合研究第二チーム 主任研究官 北川寿氏 | |
| 同 九州沖縄農業研究センター 水田作研究部機械化研究室 室長 田坂幸平氏 | |
| 同 中央農業総合研究センター 関東東海総合研究部 総合研究第二チーム 主任研究官 白土宏之氏 | |
| 同 東北農業研究センター野菜花き作業技術研究室 室長 屋代幹雄氏 |
| 研究主題: | 「電顕下マイクロ組立法によるフォトニック結晶の研究」 |
| 受賞者: | 物質・材料研究機構材料研究所機能融合材料グループ 主幹研究員 宮崎 英樹氏 |
また、ノーベル物理学賞受賞の江崎玲於奈氏にちなみ、ナノ分野で世界的評価を受けた研究者に贈られる「江崎玲於奈賞」が昨年12月に創設され、第1回目の今年度は東京大学生産技術研究所教授の榊裕之氏と同大先端科学技術研究センター教授の荒川泰彦氏の両氏が受賞されました。受賞研究は「半導体ナノエレクトロニクス素子の先駆的研究、特に量子細線・量子ドット構造素子研究における先駆的貢献」です。
来月23日、つくば賞・つくば奨励賞は江崎玲於奈賞と共につくば国際会議場で表彰式が行われます。
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| ↑篠原正美主任研究員(産総研) |
去る6月17日、(独)産業技術総合研究所は電気通信大学、ケージーエス株式会社(埼玉県)とともに、重度視覚障害者向けの入出力可能な表示画面「触覚ディスプレイ」の試作機を開発したと発表しました。
重度の視覚障害者にとって、図形など文字以外の視覚情報にアクセスすることは厳しいのが現状で、「触覚ディスプレイ」によって図を描いたり皮膚で感じたり出来る様々な可能性が拡がります。
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| ↑指で描いた通りに線が浮かび上がる |
画面上には1536本のピンが並んで埋め込まれており、その大きさ・間隔は点字と同じ2.4ミリ。砂に絵を描くように文字や図形を描くと、描いた形が画面上に凹凸に浮き出るので指や掌で撫でて確認しながら入力ができる仕組みになっており、パソコンにつなげて使用します。
開発した産総研の篠原正美主任研究員は「重度視覚障害者にとって図などは触って確認しながらでないと描けないので、確認できる点は大変重要」と話していました。
これまでも視覚障害者向けの触覚表示画面はありましたが、従来のものはパソコン画面などの情報を読み取って凹凸で画面に表示し、触って情報を得るという表示機能のみにほぼ限られていました。
今回、篠原氏らが開発した「触覚ディスプレイ」では画面上に指で文字や図形を描いてパソコンに情報を入力することが可能となり、また指や掌の動きによってスクロールなども出来るという、マウスを使用する感覚で使えるようになります。
触覚が重要な情報獲得手段の一つである視覚障害者にとって、「触覚ディスプレイ」は有効なコミュニケーション手段になると期待されます。
篠原氏は「言葉、文字だけではなくて、イメージのやり取りが出来るようになる。」と話していました。
ただし現段階では欠点もあり、描いた文字が浮かび上がるのは指などで力を加えた点の加重平均をとった箇所であるため、2箇所押すとその中間箇所が浮かび上がってしまいます。
今後はさらに改良が必要で、商品化には少なくとも3年は掛かるとのことです。
| 日時: | 7月13日(火) 18:00〜 |
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| 会場: | 筑波大学 医学専門学群棟 臨床講義室(A) |
| 内容: |
演題「新規脳ホルモンの探索:ニューロステロイドの合成と作用」 筒井 和義氏(広島大学 総合科学部 脳科学/広島大学 統合脳科学プロジェクト研究センター) このセミナーは、筑波大学医科学研究科(修士課程)および同人間総合科学研究科(博士課程)との共催セミナーです。 |
| 費用: | 無料 |
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お問合せ
筑波大学 基礎医学系 TBSA事務局 大野 忠雄(代表) TEL: 029-853-3098 / FAX: 029-853-3495 E-Mail: tbsa@md.tsukuba.ac.jp URL: http://www.md.tsukuba.ac.jp/public/tbsa/ |
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| 日時: | 7月21日(水)〜22日(木) |
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| 会場: | つくば国際会議場エポカルつくば |
| 内容: | 「新構造の提案と求められる材料技術」 |
| 費用: | 3,000円 *事前申し込みが必要です。(7月5日(月)申込締め切り) |
| 登録先: | http://www.nims.go.jp/USWS/registration/japanese.html |
| 懇親会が7月21日18:30〜20:30に開催されます。 | |
| 会場: | オークラフロンティアホテルつくば |
| 費用: | 5,000円 *事前申し込みが必要です。(7月5日(月)申込締め切り) |
| 登録先: | http://www.nims.go.jp/USWS/registration/japanese.html |
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お問合せ
物質材料研究機構 超鉄鋼研究センター ワークショップ事務局 FAX: 029-859-2101 E-Mail: usws@nims.go.jp URL: http://www.nims.go.jp/USWS |
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| 日時: | 7月9日(金) 18:30〜20:30 | |
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| 会場: | 二の宮ハウス 9F交流サロン | |
| 内容: | 演題「稠密な強震観測網:K-NET, KiK-net」 青井 真氏(防災科学技術研究所) 言語 英語 司会 木村茂行氏(社団法人 未踏科学技術協会理事長) | |
| 費用: | 500円(ドリンク付) *事前申し込みが必要です(申込締め切り7月7日(水)) | |
| お子様をお連れになる方はベビーシッターをご用意いたしますので併せてお申し出下さい。 なお、当日お車でお越しの方は飲酒をお控えくださいませ。 | ||
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お問合せ
二の宮ハウス管理事務室(担当:諸戸・西川) TEL: 029-858-7006 E-Mail: ninomiya@jistec.or.jp URL: http://www.jistec.or.jp/house/news/evening_forum.html |
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| 日時: | 8月まで開催中 |
|---|---|
| 会場: | (財)科学教育研究会 学習室 つくば市春日4-1-15 |
| 内容: |
「こどもサイエンス・スクール」は、子どもに興味あるテーマや身近な科学的なテーマの工作・実験教室を行います。「なぜだろう」「どうしてだろう」の疑問から科学的考えや見方を育てる科学教育を目指しています。
●7月3日(土) 9:00〜17:00 |
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お問合せ
(財)科学教育研究会 TEL: 029-854-8260 / FAX: 029-854-8261 URL: http://www.sef.or.jp/top.html |
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| 日時: | 7月28日(水) 14:00〜16:00 |
|---|---|
| 会場: | つくばインフォメーションセンター |
| 内容: |
ゲスト:フォリヌス イベットさん(ハンガリー) ハンガリー出身の、フォリヌス イベットさんをゲストにお招きします。 現在、筑波大学で学ぶフォリヌスさんはハンガリーをより身近に感じて頂きたいとの思いから、日本語でハンガリーの紹介をしてくださいます。 |
| 費用: | 無料 |
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お問合せ
(財)茨城県国際交流協会つくば支所 TEL: 029-852-6789 URL: http://www.info-tsukuba.org/info/index.html |
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| 募集期間: | 平成16年6月14日(月)〜10月15日(金) |
|---|---|
| 内容: | 茨城県経済の持続的発展と新たな雇用の確保のために、独創性のあるビジネスプランを広く募集します。 |
| 募集範囲: | 医療・福祉関連、情報・通信関連、新製造技術関連、環境関連、バイオテクノロジーその他の分野において新技術や新サービス等をもとに2年以内に創業または新たな事業展開を目指す為のビジネスプラン (過去に県等から表彰、融資、補助金等を受けたものまたは現在受けているものは除く) |
| 費用: | 無料 |
| 審査: | 「技術力・商品力」「新規性」「独創性」「事業可能性」等について専門家等で構成する審査会で一次審査を行い、審査を通過したプランについては応募者によるプレゼンテーションを行い、入賞者を決定。 |
| 表彰: | 最優秀賞-賞状および創業等資金100万円(1件) 優秀賞-賞状および創業等資金10万円(2件) 奨励賞-賞状および創業等資金5万円(若干名) *創業プランの場合、最優秀賞の副賞として定めるオフィスを1年間貸与します。 また、入賞者については申請者名、ビジネスプランの名称及び概要を公表します。 |
| 支援: | 入賞者等には茨城県及び(財)茨城県中小企業振興公社が積極的に支援します。 |
| 応募資格: | 40歳未満の者で、茨城県内において創業または新たな事業展開を目指す個人、中小企業者又はグループ |
| 応募方法: | 申込書に必要事項を記入し、当方まで持参または郵送ください。申込書はホームページからダウンロードできます。 |
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お問合せ
(財)茨城県中小企業振興公社 新事業支援室 TEL: 029-224-5339 / FAX: 029-227-2586 URL: http://www.iis-net.or.jp |
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| 日時: | 7月14日(水)〜7月17日(土) |
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| 会場: | インテックス大阪(大阪国際展示場) |
| 内容: | 溶接・切断などの開発製品がいち早く発表されるとともにふんだんに実演が行われる技術ショーです。 |
| 費用: | 1,000円(団体・学生500円) |
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お問合せ
(社)日本溶接協会 TEL: 03-3257-1523 / FAX: 03-3255-5196 URL: http://www.jwes.or.jp/ |
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| 日時: | 7月19日(月・祝)まで 9:30〜17:00 |
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| 会場: | 茨城県近代美術館(水戸市千波町東久保666-1) |
| 内容: | ユーモアたっぷり独創的な作風で日本の現代彫刻の第一人者として活躍してきた作者の全貌をご覧いただきます。 |
| 費用: | 一般700円/高大生470円/小中生230円 |
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お問合せ
茨城県近代美術館 TEL: 029-243-5111 / FAX: 029-243-9992 URL: http://www.edu.pref.ibaraki.jp/kinbi/ |
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| 日時: | 7月25日(日)、8月1日(日) |
|---|---|
| 会場: | カスミつくばセンター |
| 内容: |
カスミグループが11年前から行なっている、地域社会の活動を応援する“「わたしの企画」応援します!”活動の今年度採用企画を実施。 アトピーの子供たちに食べたいお菓子を食べてもらいたい、と牛乳・卵を代用した食品作りを続けている岩崎利江さん(美野里町在住)の企画を開催します。
●お菓子教室の部
●試食会・展示の部 |
| 費用: | 無料 |
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お問合せ
(株)カスミ 環境・社会貢献 TEL: 029-850-1824 URL: http://www.kasumi.co.jp |
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